« 医師国試のボーダーは? | トップページ | 医師国家試験で出題ミス »

2007-03-07

医師国家試験の合格基準

2chの 合格ラインを予想する スレッドをながめてみた。それによれば、医師国家試験の合格判定はどうやら以下のように行われているらしい(ただし、信憑性がどこまであるかは不明)。

  • およそか厳密かは不明だが、その年の合格者数はあらかじめ決まっている(に違いない)。
  • (A) 一般問題・臨床問題は平均点と標準偏差を用いてボーダーラインを定める。いわれているところでは、平均点-2×標準偏差あたり。(「2」のところが、その年々によって「1.8」になったり「2.1」になったりするのかも知れない。あるいは、もしかしたら固定の基準があるのかも知れない。)ともかく、一般と臨床のどちらか一方を重視するということはしない。
  • (B) 必修問題は、正答率が事前に定められている一定の値(50~60%あたりといわれている)を下回った問題について、得点調整を行う。すなわち、その問題にかんして、正解者はそのままとし、不正解者はその問題を除外してなかったことにする。このような定められた調整を機械的に行ったうえで、合格基準は80%である。(例:159/160→不合格、148/185→合格=注)

臨床問題重視の試験対策を行うひとが多い。これは医学学習の正攻法としてもまちがっていないと思うが、その理由には、臨床600点・一般200点という配点からして一般は扱いが軽いのだろうとみていた向きもあった。しかし、どうやらそうではなかったようだ。これからは一般問題も同様に重要視してかかるべきといえる。

[注] このように絶対点が低くても逆転することがあり、個人的にはこれはやはりおかしいと思う。受験者によって分母が異なるというのは、すなわち人によって試験問題が異なっていることにほかならず、試験の公平性を揺るがしかねない。得点調整は全員正解とみなして加点すべきだろう。それが大学入試をはじめとする試験の常識なのであり、厚労省はなぜか非常識なルールを持ち込みたがる傾向にあると思われる。

|

« 医師国試のボーダーは? | トップページ | 医師国家試験で出題ミス »

コメント

コメントを書く



(ウェブ上には掲載しません)




トラックバック

この記事のトラックバックURL:
http://app.cocolog-nifty.com/t/trackback/13571/14175308

この記事へのトラックバック一覧です: 医師国家試験の合格基準:

» 精神保健福祉士 [精神保健福祉士]
[続きを読む]

受信: 2007-03-10 00:46

« 医師国試のボーダーは? | トップページ | 医師国家試験で出題ミス »